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・ボーっとする時間が必要
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・暖かい場所が好き
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・疑い深い
・ロマンティストで現実的
~動物占いより~
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「人と出逢ったときから、その人との別れが始まっている」なんて言葉を
どこかで耳にしたことがあります。
でも、出逢いの場面では、誰だってそんなことは微塵も考えないと思う。
私は今年、外国籍の子どもに日本語を教える活動に関わらせてもらっています。
半年前、「ひらがなカタカナはどうにか読めるし書ける」というペルー出身の男の子と出逢いました。
その当時彼は、自己紹介は日本語でも辛うじてできるという程度でした。
私もスペイン語が話せるわけではなく、お互いに意思疎通がろくに出来ない状態。
でも、どうにか理解したいと思いながら一緒に勉強してきました。
もともと彼は賢い子だったんだと思う。
まだまだ知らない言葉はあるけど、どうにか意思疎通ができる状態になった。
ちょっとずつ冗談なんかも言うようになってきて、一生懸命辞書をひいて私を笑わせようとしていた。
仕事だからとかではなく、その子と一緒に勉強することが、私にとってもとても楽しい時間になっていた。
そんな彼が、明日、ペルーに帰ってしまう。
彼にとっては、やっぱり母国で基礎学力をしっかりつけてから、日本に来るなりしたほうが良いと私も思う。
でも、そうわかっていても、やっぱり寂しさは拭えない・・・。
私は、彼にとって良い教師だったかなぁ・・・。出来る限りのことはしてきたつもりだけれど・・・。
もしかしたら、もう二度と会うことは出来ないかもしれない。
でも、彼の人生に少しでも関われて、少しでも彼を形作る「何か」になれたとしたら、本当に嬉しいな。
彼に日本語を教える中で、私自身も、自分の中に新しい世界を呼び込むことができた。
一期一会。
色々考えると泣けてしまうけど、この出逢いと別れを、私も大切にしていきたい。
彼との出逢いを私を形作る「何か」に変えていきたい。
そんなことを考えた一日デシタ。