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・ボーっとする時間が必要
・快楽主義者
・言い訳の天才
・暖かい場所が好き
・長い目で考える
・疑い深い
・ロマンティストで現実的
~動物占いより~
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まだ読んでる途中ですが・・・
「直木賞受賞作、待望の文庫化!」という謳い文句に誘われて、以前買ったものなんだけども。
おもしろい。ついつい引き込まれてくぞ~~~~っ!!ハァハァ。←叫んだせいで息切れ。決して淫らな興奮ではございません。悪しからず。
「家族」をテーマにしているんだけど、決して「波乱を乗り越えて家族の気持ちが一つになった!」的な話ではなく。設定がすごいしな。ネタバレになるので詳しくは書きません。
でも、背表紙に書かれている粗筋ならいいかしら・・・?以下、引用です。
「禁断の恋に悩む兄妹、他人の恋人ばかりを好きになってしまう末妹、居場所を探す団塊世代の長兄、そして父は戦争の傷痕を抱えて・・・。
愛とは、家族とはなにか。別々に瞬きながらも見えない線で繋がる星座のように、家族は、「家」という舟に乗って無限の海を渡っていく。」
なんか、すごいでしょ。
最初にこの粗筋を読んだとき、あんまり読みたいと思いませんでした、ごめんなさい^^;
なのになぜ買ったのかというと、あとがきの
「登場人物たちは、一読するとそれぞれ不幸に見えるかもしれない。
けれど私は、すべての話において、どこかに一条の光が射すような終わり方を心がけたつもりでいる。
というより、私自身がそういう物語を強く希求していたように思う。」
という言葉を読んだから。
どんな光を描いたのか・・・と思って読み出したら、確かに一条の光だった。場面いっぱいに広がる、眩しいほどの光ではなくて。
それが、きっと私の知っている現実とうまくリンクしたから引き込まれたんだろうな。
設定は私の知っている現実とはかなりかけ離れているんだけども、登場人物の持っている感情は、いつかどこかで自分も感じたことのあるようなものだったりした。
今、最後の父親篇を読んでいるところです。