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・ボーっとする時間が必要
・快楽主義者
・言い訳の天才
・暖かい場所が好き
・長い目で考える
・疑い深い
・ロマンティストで現実的
~動物占いより~
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「キッチン」って有名なのに読んだことありませんでした。
というか、学生時代(義務教育から合わせて16年間!)はあまり本を読まない人だった。
・・・文学部行ったんだけど。
そんで、友達Ⅰちゃんが「キッチン読んでみたけど、思ったよりおもしろくなかった」って言っていたのを聞いて、読んでみる気になりました。そんなあたりが天邪鬼なんだけども・・・。
読んでみたら・・・、おもしろいじゃないよ、Ⅰちゃん。
確かに、前にブログにのせたナラタージュみたく心に焦げ付きそうなくらいの恋の話ではないし、涙が止まらないような話でもない。でも、周囲の大切な人が死んでしまっても自分はこれからも生き続けていく・・・そんなときの感情はとても現実的だった。オイオイ泣いて悲しみのどん底で、そこから這い出ることに本1冊分費やすようなタイプではなく、心の中のどこかにある冷めたような現実を見つめる自分を思いだした。それに、恋愛に関しても、ちょっと設定は不思議だったけど、でも自分が同じ立場にいたら・・・って置き換えても、登場人物の行動は考えられちゃうかも・・・って意味でリアルだった。こういった感想をもつのは、Ⅰちゃんと私が別の人間で、「私だから」かもしれないんだけど。
う~ん。うまく表現できない自分が嫌だな。
でも、興奮はそれほどしなくても、おもしろい話でした。
もう1冊くらい、ばななさんの本を読んでみたいなって思うくらいに。
ぎゃ~~~~~っ、本を読み出したら止まらなくなって、こんな時間になってしまった!!!
ただいま午前2時半。そして、私の起床時間は6時。
なのに、こうしてPCをいじっている・・・・。
今夜読んでいたのは、島本理生さんの「ナラタージュ」。だいぶ前に買ったと思うんだけど、1回目は読み始めてもあまり興味が続かず・・・。←そういうことしょっちゅうです。村上春樹さんの「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」は、1年半前に読み始めたのにまだ読み終えてない。たぶん、そのときの気分なんだと思う。その証拠に・・・
読み終えた今、もんのすごく、心がざわついています。充実した時間をすごせた。
切なさ・幸福感・やるせなさ・・・今のところ「やるせなさ」が一番大きいけど、でも、ここまで人を好きになれたら、やっぱりそれは幸せなんだろうか・・・とか、とても複雑な気持ちです。きっと、一晩(・・・3時間半か・・・汗)寝て起きたら、またきっと違う感情が湧いているのかもしれないけれど・・・。
まだ、気持ちがまとまっていなくて、自分の気持ちを表す的確な表現が見つからないけど、でも、こんなに鮮烈な恋愛小説、久しぶりに読んだな~。
濃ゆい時間でした。
本を読んだとき、気に入ったフレーズや初めて知った言葉の意味をノートに書き留めるよう努めています。
といっても、手間がかかることが嫌いな人間なので、気の向いたときにって感じだけど・・・。
そのときに使っているノートは美篶堂http://www.misuzudo-b.com/index.htmlのみすずノート(小口染め)です。これの茶色を愛用中。
この美篶堂、実は私の出身が伊那市美篶(みすず)というところで、そこに工場があります。
地元を離れても地元を感じていられる・・・なんか、素敵だわ!と思い、使っています。もちろん、使い心地もデザインもお気に入り!
工場は美篶にあるけど、お店自体はないので、買うときはネットで買っています。一度、御茶ノ水にあるお店にも行ったんだけど、小さなスペースでも落ち着いた雰囲気で可愛いお店でした^^
久しぶりにそのノートを開いてみると、「海辺のカフカ」を読んだときにメモったものが目につきました。
・・・春樹さんの文章って難しい。見返してみても、ちゃんとその場では意味を調べているのに「自分の言葉」になっていないものがほとんどでした・・・。くぅ。
語彙が少ないと、会話も幅が広がりにくい!やっぱり、普段から言葉って使わないとどんどん錆びていくよね。私を含め多くの日本人の英語が上達しないのも同じ理由だろうな・・・
このメモを見ていて、思い出したこと。私の友人Tくんは、本を読んでいるとき、登場する女性に恋をすると言っていました。「ノルウェイの森」を読んだときは「直子」に恋をしたらしい。
私も、「海辺のカフカ」を読んでいるとき、恋をしました・・・。登場人物の「大島さん」。とっても素敵な人で、大島さんが登場するときはドキドキしながら読んでいました。
・・・しかぁし!もともと実るはずのない恋だけど、予想外の方向で失恋しました:;読んだことある方はきっと理由がわかると思うんだけど・・・。あ~、失恋って、相手が本の世界でもやっぱりショック・・・。苦い気持ちを思いだした1日でした。